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読書へのアニマシオン

「子どもを読み手に育てるために」

アニマシオンとは・・・?
1.本が読めない子、本に背を向けた子のための読書教育法。
2.幼児期から10代後半まで、計画的・継続的に実施することで効果が見られる。
3.みんなで同じ1冊の本を読み(グループ読書)、読み終わった本で「作戦」を行う。
4.指導者は読み方を教えるのではなく、子どもの読む力を引き出すことに徹する。
5.「作戦」には読む力を育てる「ねらい」があり、1回に本1冊で「作戦」を一つ行う。
そして次回(別の本で別の作戦)へつなげる。
6.子どもを読書する人生に送り出すのが目的。
『読書へのアニマシオン 75の作戦』 柏書房 2001年刊行
モンセラット・サルト=著 宇野和美=訳
カルメン・オンドサバル+新田恵子=監修

アニマシオンとは「活性化」の意味で、私たちはスペインのモンセラット・サルトさんが開発した体系的な読書教育法 「読書へのアニマシオン」を学んでいます。

NPOを作るに至った経緯
1997年4月、『読書で遊ぼうアニマシオン』(モンセラット・サルト著 佐藤美智代・青柳啓子共訳 柏書房刊) という本が出版されました。
これが、読書教育法アニマシオンの日本への初紹介でした。
楽しく遊びながらこどもたちを本の世界に招き入れ、読み手に育てていくアニマシオン。
これに関心を持った私たちはアニマシオンを学ぶグループを作り、試行錯誤ながら各自の持ち場での実践を始めました。
今では全国で、年間計画のもとに、全学年でアニマシオンに取り組む小学校・中学校も増えてきています。
参考文献『子どもと楽しく遊ぼう 読書へのアニマシオン』 学事出版2004年
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